14 大塚商会アニュアルレポート2016
次期の見通し
■企業のIT投資は底堅く推移すると予想
今後、国内景気は引き続き緩やかながらも回復して いくことが期待されます。しかし米国の政策の行方や 為替相場、中国景気の動向、地政学的リスクなど懸 念材料もあり、一部に慎重な動きも予想されます。 このような経済環境のもとで、国内企業は引き続き 競争力強化のための攻めのIT投資が必要とされており、 またセキュリティ対策の高度化、働き方改革への対応、 新たなI T技術やI T利用領域の拡大への関心もあり、 企業のIT投資は今後も底堅く推移するものと予想され ます。
■地域密着でソリューション提案
以上のような経済状況や企業のI T投資動向に対す る見通しを前提として、引き続き当社の強みである幅 広い取扱い商材やサービスを活かし、付加価値の高 いサービスを加えるなど一段上の提案を目指すと同時 に、新規顧客の獲得もさらに進めていきます。そのた めに地域主導の運営をより推進し、現場力を活かし地 域密着でお客様の課題を解決するソリューション提案 を強化していきます。そして魅力あるオフィスサプライ 商品の品揃え、企業活動の負荷軽減を支援する保守 サービスメニューの開発など、ストックビジネスを強化し、 お客様と安定的かつ長期的な取引関係を構築し収益 基盤の充実を図ります。
● 地域営業部主体の運営で現場力・お客様接点の強化
● お客様との取引品目を拡大、クロスセル
● ITを活用し働き方改革を支援
● セキュリティの高度化に対応
● 新技術対応への取り組み強化
● 光回線、ネットワークソリューション提案の強化
『オールフロントでお客様の困ったを解決し、
信頼に応える』
2017年の方針と施策
● 国内外ともに、先行き不透明感はあるが 緩やかな景気回復を継続
● 攻めのIT投資、生産性向上、コスト削減ニーズ
● 新たなIT技術、IT利用領域への関心の高まり
● 働き方改革の拡がり
● 企業のIT活用ニーズ、省エネニーズは底堅い
2017年の市場予測
大塚商会アニュアルレポート2016 15
■セグメント別の施策
システムインテグレーション事業では、企業のI T投 資動向やI T活用ニーズを見極めながら、複写機・コン ピューター・タブレット等のモバイル端末・電話機・光 回線・W i - F i環境・セキュリティ関連機器等を組み合 わせた複合システム提案や総合提案をさらに推進し、 ソリューション提案の強化を図ります。
サービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信 販売事業「たのめーる」において、お客様のニーズに 合わせた品揃え、商材の拡充、プライベートブランド 商品「TANOSEE」の充実等を図るとともに、お客様と の接点をさらに強化し販売につなげます。また、サポー ト事業「たよれーる」において、運用代行型のサービス など総合的なサービスの開発を行い、ハードウェアに 依存しない新しいサービスを強化します。
■次期の業績見通し
次期の連結業績予想は以下の通りです。売上高 6,710億円(前年同期比4.3%増)、営業利益410億円
(前年同期比3.3%増)、経常利益416億円(前年同期 比2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益272 億80百万円(前年同期比2.3%増)。
セグメント別の売上高では、システムインテグレーショ ン事業3,917億30百万円(前年同期比4.1%増)、サー ビス&サポート事業2 , 7 8 9億1 0百万円(前年同期比 4 . 6%増)、その他の事業3億6 0百万円(前年同期比 10.2%減)。
売上高・利益計画 (単位:百万円)
2016年
12月期 2017年12月期(計画)
金 額 金 額 増減率
売上高 643,417 671,000 +4.3% 営業利益 39,684 41,000 +3.3% 経常利益 40,780 41,600 +2.0% 純利益※ 26,675 27,280 +2.3%
※親会社株主に帰属する当期純利益
セグメント別売上高計画 (単位:百万円)
2016年
12月期 2017年12月期(計画)
金 額 金 額 増減率
システムインテグレーション事業 376,391 391,730 +4.1% サービス&サポート事業 266,625 278,910 +4.6% その他の事業 400 360 ー10.2%